小島監督最新作『デス・ストランディング』がガチで面白い!

メタルギア作品を生み出したゲームクリエイターである小島秀夫監督の最新作が『デス・ストランディング』といったゲームです。地球規模の爆発が起こってアメリカは分断。そこを繋ぎ直して国を再建しようといった物語。

主人公となるのは接触恐怖症のサム。なんとウォーキングデッドのダリル役であるノーマンリーダスが務めます。3DCGで再現されたノーマンはお見事。映像自体も綺麗なのでムービーシーンなどはまるで映画を見ているような感覚に陥っていきます。

プレイヤーはサムを操作してアメリカ再建に必要な物資を東から西へと運び、サムの姉であるアメリを救い出していく事が目的。ネットでは賛否両論なゲームですが、刺さる人には本当に刺さるゲーム。刺されてしまった私はハマっている真っ最中でもあります。

デス・ストランディングのゲーム性

どんなゲームなのか…。
簡単に説明すると荷物を指定地点まで運搬するゲームになります。広いオープンワールドを歩いて荷物を運ぶ事が主軸となるゲーム性。

侮るなかれ、これが非常に面白い。
ゲームでの配達依存症を生み出すほどハマる人は本当にハマるんです。

そして荷物を運ぶ際の歩くといった動作に今までのゲームにない重心バランスが加えられています。これがまたリアルです。過度な重量になってくるとスタミナの減りが早くなったり、重心が崩れて転びそうになったり…。

歩いているだけなのに手元の操作が忙しくてまったく飽きないんですよね。オープンワールドゲーで移動がつまらないと感じる事は多々ありましたが、デス・ストランディングでは移動が楽しくて仕方ないといったゲーム性になっているのは、これまでの常識を覆す素晴らしい体験ではないでしょうか。

先の知りたくなるストーリーも秀逸

アメリカを再建する背景には何やら陰謀が隠されていたり、敵対する組織も現れたり。複雑な人間模様も描かれたりと映画さながら体験ができるのもデス・ストランディングの大きな魅力。

私もまだクリアしていないのですが、味方のアイツが中盤以降から怪しく感じてきたり…。サムの姉であるアメリには何か大きな秘密が隠されている事も示唆されており、早くエンディングまで到達したいけど、配達が楽しくてストーリーが進まないといった嬉しい悲鳴をあげています(笑)

序盤のうちはゲーム内の専門用語も飛び出してきてストーリーの置いてけぼりを食らうケースもありますが、少しずつ…少しずつ謎が解明されていきます。私もまだクリアしてないんですがね…(笑)

デス・ストランディングは映画さながらの濃いストーリーを楽しめながらゲームでの興奮も味わえる唯一無二の作品。2019年のGOTYも狙える勢いがあるのではないかと睨んでいます。

PS4を持っており、興味が出てきた人はプレイしてみて欲しい作品です。久しぶりにゲームに熱中しています!